とある昼下がり。
お姉さまと一緒にピクニックに来て、木陰にもたれて聞く、お姉さまの朗読の声・・・・
聴いているはずが、じっとしているのが苦手なアリスは、もう退屈で、退屈で・・・

そこへお洋服を着て、あわてて走り抜けていくウサギが・・・!
どこへ行くの??何で急いでいるの????

レディのように、お姉さまの声に耳を傾けているつもりだったのに、 あっという間に、スカートをひらりと翻し、ウサギの後を追いかけていくアリス。

吸い込まれるように、不思議の国に迷い込んで・・・・・
ペチコートがふわりと膨らんで、小さくなったり大きくなったり。

ニンヤリ笑う猫に惑わされ、おかしな人たちのお茶会に飛び入りしたかと思えば、 バラの花咲き乱れる、トランプの国へ。

アリス。
好奇心いっぱいの女の子の化身。










闇のような黒、デスマスクのような白い肌、滴る血のような赤。

悪魔に魂を揺さぶられ、ドラキュラに月の光に青白く浮かびあがるうなじをさしだす。

荒涼と耽美と。
頽廃と神秘と。
生と死と。

クラシックなのにアヴァンギャルド。

夢見がちなのに残酷。

心はチョコレートのように甘さを求め、装いは闇夜のような黒でその心を封じる。